上顎のインプラントで行う「ソケットリフト」とは?
〜骨が少ないと言われた方へ〜
インプラント治療をご希望の方で、
「上の奥歯は骨が少ないので難しいかもしれません」と言われたことはありませんか?
実は上顎の奥歯は、もともと骨が薄くなりやすい場所です。
その理由は、**上顎洞(じょうがくどう)**という空洞があるためです。
そこで登場するのが、今回ご説明する
👉 **「ソケットリフト」**という治療法です。
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ソケットリフトとは?
ソケットリフトとは、
上顎洞の底を少し持ち上げて、インプラントを支える骨を増やす治療です。
簡単に言うと
👉「足りない骨を“内側からちょっと持ち上げて補う”方法」です。
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どんな時に必要?
以下のようなケースで行います:
• 上顎の奥歯にインプラントを入れたい
• 骨の高さが少し足りない(だいたい5〜8mm程度)
• 大きな骨造成までは必要ないケース
👉 骨が全く足りない場合は「サイナスリフト(側方アプローチ)」という別の方法になります。
治療の流れ
① インプラントを入れるための穴を作る
② 上顎洞の底をやさしく押し上げる
③ 骨補填材を入れる
④ インプラントを同時に埋入
👉 多くの場合、1回の手術でインプラントまで入れることが可能です。
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痛みや腫れは?
患者さんが一番気になるポイントですね。
• 痛み:通常のインプラントと同程度
• 腫れ:軽度(個人差あり)
• ダウンタイム:比較的短い
👉 大きな手術ではないため、身体への負担は比較的少ないのが特徴です。
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メリット
• 手術が比較的シンプル
• 身体への負担が少ない
• インプラントと同時に行えることが多い
• 治療期間を短縮できる
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デメリット・注意点
• 骨が極端に少ない場合は適応外
• 上顎洞の状態によってはできないこともある
• 術者の技術が重要
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当院の考え方(とても大事なポイント)
インプラント治療は、
👉「ただ入れること」がゴールではありません。
当院では
**「10年後・20年後にもやって良かったと思える治療」**を大切にしています。
そのために:
• CTによる正確な診断
• デジタルスキャン(TRIOS 5)による精密設計
• ペリオテスト・ISQによる客観的評価
• 担当衛生士による長期メンテナンス
こういった体制の中で、
本当に安全で長持ちする方法かどうかを判断しています。
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まとめ
ソケットリフトは、
👉「骨が少ないからインプラントは無理」と言われた方でも
👉 治療の可能性を広げてくれる方法です
ただし、すべての方に適応できるわけではありません。
正確な診断がとても重要です。
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最後に
「自分はインプラントできるのかな?」
「骨が足りないと言われたけど大丈夫?」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
いい治療をして、多くの方に長く通っていただける医院を目指して
患者さん一人ひとりに合った最適な治療をご提案いたします。

