一本10万円のインプラントってどうなの?

「インプラント1本10万円」

最近こういった広告を見かけることが増えてきました。

結論から言うと、

**“安いからダメ”ではないが、“内容を確認しないと危険”**です。

今回は、歯科医師の視点からわかりやすく解説します。

■ インプラントの適正価格っていくら?

まず前提として、日本のインプラント費用の相場は

• 約30万〜50万円/1本

• 高い場合は60万円以上

とされています  

つまり、

10万円は相場の1/3以下です。

■ なぜ10万円でできるのか?

ここが一番大事です。

安い理由として考えられるのは👇

① 一部の費用が含まれていない

• CT・検査費

• 上部構造(被せ物)

• アバットメント

• メンテナンス費用

👉 実は「インプラント体だけ」の値段の可能性もあります

(インプラント体だけなら10〜20万円はあり得ます)  

② 材料・メーカーの違い

• 有名メーカー vs 無名メーカー

• 長期データの有無

• パーツ供給の安定性

👉 将来的に部品が手に入らないリスクも

③ 診療の工程が簡略化されている

• 検査が不十分

• ガイドなし手術

• 滅菌・設備の差

👉 ここが一番リスクが高い

④ 症例数でコストを下げているケース

これは例外的に「良い安さ」の可能性あり

👉 ただし

経験・技術が伴っていることが前提  

■ 安いインプラントのリスク

● 再治療になる可能性

• 初期費用が安くても

→ トラブルで再手術

👉 結果的に高くなることも  

● インプラント周囲炎

• 清掃性・設計・管理不足

→ 長期維持できない

● 長期保証がない

• 数年後トラブル → 全額自己負担

■ じゃあ10万円は絶対ダメ?

ここは冷静に👇

✔ OKなケース

• インプラント体のみの価格表示

• キャンペーン価格

• 症例数が多くコスト削減している医院

👉 この場合は「総額」を見れば問題なし

✔ NGなケース

• 総額で10万円

• 説明が曖昧

• やたら契約を急がせる

👉 これはかなり危険

■ 患者さんに伝えたい大事な考え方

インプラントは

👉 10年・20年使う前提の治療

です。

だからこそ大切なのは

• 価格の安さではなく

👉 長期的な安定性

■ まとめ

✔ インプラントの相場は30〜50万円

✔ 10万円はかなり安い

✔ 安い理由を必ず確認する

✔ 「総額」で判断することが重要

■ 最後に

当院では

• 精密検査(CT・診断)

• 信頼性の高いインプラントメーカー

• 長期的なメンテナンス (衛生士担当制)

を重視しています。

インプラントは

「入れて終わり」ではなく

**“一生付き合う治療”**です。

気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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