金属アレルギーでもインプラントはできる?

歯科医院でよくいただくご質問について

「金属アレルギーがあるのですが、インプラントはできますか?」

これは患者様から非常によくいただくご質問のひとつです。

ネックレスやピアス、時計などで皮膚がかぶれた経験がある方は、特に不安に感じられると思います。

今回は、金属アレルギーとインプラント治療の関係について、わかりやすくご説明します。

〜インプラントに使われる金属とは?〜

一般的な歯科インプラントの多くは、チタンという金属でできています。

チタンは医療分野でも非常に広く使用されており、

* 人工関節

* 骨折治療

* 心臓ペースメーカー

* 医科用器具

などにも使われています。

それだけ、体との親和性が高い素材として世界中で使用されています。

〜チタンは金属アレルギーが起こりにくい?〜

結論から言うと、

チタンは金属アレルギーを起こしにくい金属と言われています。

理由としては、

* 金属イオンが溶け出しにくい

* 腐食しにくい

* 生体親和性が高い

という特徴があるためです。

そのため、金属アレルギーの既往がある方でも、問題なくインプラント治療を受けられるケースは多くあります。

ただし「絶対に大丈夫」とは言い切れません

非常に稀ではありますが、

チタンに対して反応を示すケースもゼロではありません。

また、実際には

* 詰め物

* 被せ物

* アクセサリー

* 別の歯科金属

など、インプラント以外の金属が原因となっていることもあります。

そのため、

* 過去に強い金属アレルギー症状があった

* 複数の金属でかぶれた経験がある

* 原因不明の皮膚症状が続いている

このような場合には、必要に応じて皮膚科でのパッチテストなどをご案内することもあります。

〜当院で大切にしていること〜

インプラント治療は、ただ「入れる」だけではなく、

10年後・20年後まで安心して使っていただくことが大切だと考えています。

当院では、

* CTによる診査診断

* 口腔内スキャナー(TRIOS)を用いたデジタル診療

* インプラントの安定性確認(ISQ・ペリオテスト)

* 担当衛生士によるメンテナンス

などを通して、長期的な安全性を重視した治療を行っています。

【まとめ】

金属アレルギーがあるからといって、

必ずしもインプラントができないわけではありません。

大切なのは、

* どの金属に反応するのか

* どの程度の症状なのか

* お口の状態がどうなのか

をしっかり確認した上で、適切に判断することです。

ご不安なことがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

患者様それぞれに合った治療方法をご提案いたします。

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